研究開発

エンジンコントローラ等の電子基板やヒューズボックス、リレーボックスから銅板配線といった有用金属を効率的に分離回収する手法を確立し、可能な限り自動化された処理システムを開発する事をメインテーマとし行っています。

既にエア駆動によるギロチンタイプの「ハンマー切断機」、「連続高温処理システム」を開発し電子基板等の回収を行っており、樹脂類を衝撃破砕し銅板配線等を分離・回収する連続投入・排出型の「トルネード破砕機」も実用化しています。
現在は、多量の破砕樹脂片を除去する為、破砕物を風力分別機・粗分別コンベア・水流分別機等に自動搬送し、破砕樹脂片と金属を分別回収する「破砕・分別連続処理システム」の開発を行っています。

地域との連携

研究開発に当たっては、NPO法人 広島循環型社会推進機構からの公的研究・開発費を受け、広島県内の大学と連携した技術開発を行っています。
今後もHV車・EV車・水素燃料自動車など次世代自動車のリサイクル技術の研究。更に銅からアルミへ、鉄から炭素繊維やアルミへと素材の変化にも対応できるよう、自動車リサイクルの追求を続けていきたいと考えております。